私の何がイケないの?で紹介
●大物俳優たちが通う京都の名店 元タカラジェンヌの女将がいる取材拒否のスナック
・スナックTinto:京都府京都市東山区下河原通八坂鳥居前下る下河原町463-22
取材拒否の店でテレビや雑誌にもほとんど出ない名店
創業41年、元タカラジェンヌが女将を務めている
店内は赤を基調としたこじんまりとしたスペース
チャージ料はなし
基本はボトルでの注文だが、お酒は1杯1000円から
店内には元総理大臣:細川護熙が作った花瓶や女優:小山明子が書いた色彩画も飾られている
原田芳雄、佐藤浩市、中村勘三郎、片岡仁左衛門、阿藤快など大物が訪れる
女将は八千草薫を押し退け、宝塚音楽学校にトップで入学
芸名:紫雲富士子の名でデビューを飾り、花組・星組の娘役で活躍
その後、初映画でいきなりヒロインデビューを飾り大活躍
その縁でその当時に知り合った三國連太郎、勝新太郎、仲代達矢など大物俳優たちが通ってくれた
さらに設計者は石原裕次郎
芸能界を引退したのち、この場所で旅館を始めた
するとタカラジェンヌの頃に親交のあった石原裕次郎や勝新太郎が京都を訪れる度に宿泊
しかし毎晩朝まで飲み続ける大物俳優の2人
女将は1階の調理場から2人が宿泊する2階の部屋まで何往復もお酒を運ばなければならなかった
するとその苦労を見かねた裕次郎が提案
「下の調理場を少しだけ改良してスナックを作ろう。俺が設計するから」
裕次郎がこだわったのは座席、ゆっくりくつろげる掘りごたつ式のカウンター
さらに店内は裕次郎の大好きな赤色で統一
店名のTintoはスペイン語で「赤」という意味、裕次郎が命名した
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