世界一受けたい授業で紹介
2重アゴ・顔の歪み・頭痛の原因を解明
日本歯科大学 新潟生命歯学部 主任教授:小出馨
噛み合わせの新常識
噛み合わせとは筋肉・アゴの位置・歯の3つの要素から成り立っている
この1つでも悪いと噛み合わせが良くない
一見、歯並びがキレイに見えても筋肉のバランスが悪かったり、アゴの位置と合ってなかったりすると噛み合わせが悪いと云う事になる
●噛み合わせが悪いと太って見える
小出氏が担当した62歳の女性
奥歯が低い状態となっており、食べる時でも唾を飲む時でもいつもアゴを引いて噛んでいた
どうしても奥歯が噛み合わないので、あまり噛んだりしないで飲みこんでいた
舌・アゴ・喉が一体となって下がって、2重アゴになっていた
噛み合わせの治療と一緒に、舌のまわりの筋肉を運動して、3週間で首まわりまでスッキリした
●噛み合わせが悪いと顔が歪む
担当した女性は下アゴの位置がずれて左へ寄っている
口を開けると左のアゴのところがカクカクいう顎関節症
1年半くらいかかり、噛み合わせを治すと目が大きく、口角が持ち上がり人相が変化
噛み合わせが原因だった姿勢も治る
さらにめまい、腰痛、手のしびれまでも改善した
顔が歪む他の原因には頬づえをつく・脚をくむ・うつぶせ寝など
日本人の場合は右手でお箸を持つ、すると自然と左側で食べ始めたりする
そのまま噛んでいるとズレてきて顔が左右対称じゃなくなってくる
なるべく両方でまんべんなく食べることが大事
●噛み合わせが悪いと頭痛が起こる
内科医からは偏頭痛と診断された女性
噛み合わせが悪かったので筋肉のバランスを整える形で治した
きちんとバランスよく歯が噛み合うようにしたら頭痛もなくなった
噛み合わせがズレていると普段使わなくてもいい筋肉を使っている
頭、首、後ろ頭の筋肉がこると、血液の流れも悪くなり、頭痛に結びついてくる
●噛み合わせを良くする「ベロ回し体操」
これをやると噛み合わせも含めてバランスがとれる
・口を閉じてベロを歯の外側をグルグルと回す
・2秒~3秒で1回まわす
1日3回、右回り、左回りどちらも
朝昼晩50回ずつ、右回し50回、左回し50回
50回ぐらいやるとしっかりリハビリになる
2重アゴ、顔の筋肉、ほうれい線など改善に非常に効果的に働く
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