教科書に載せたい!で紹介
今こそ学ぼう!昭和
●昭和天皇の長寿の秘訣は食事にあった
昭和天皇の元料理番:谷部金次郎
26年もの間、昭和天皇尾日常の食事を担当
亡くなられるその時まで料理を作り続けた
実情に応じた食事内容で健康を維持
昭和天皇は歴代の中で最も長寿だった天皇
日本男性の平均寿命が76歳だった時代に87歳と云う長き人生を全うされた
●40年代の昭和天皇のある日の献立
そこには4つの長寿の秘密があった
朝食:午前8時30分
・オートミール・ハムエッグ・玉ねぎのソテー・サラダ
昭和天皇は皇太子時代イギリスを外遊された影響から朝はほぼ毎日洋食
素材本来の味を活かす為、全体的に塩分控えめの薄味にしていた
皇室専用の広大な御料牧場:栃木県高根沢町の広さは250haを越え、東京ドーム54個分にも及ぶ
そこで栽培される野菜は20種類で、すべてオーガニック、さらに牛や豚、ひつじなど600頭以上もの家畜が放し飼い
●長寿の秘密1:上質な食材と素材の良さを生かす調理法
昼食:12時
・麦入りご飯・秋刀魚の塩焼き・澄まし五目汁・南瓜と金柑揚げ豆腐の味煮・奈良漬とキャベツの一夜漬・大豆と昆布の含煮
昭和天皇に出される魚はピンセットを使って丁寧に骨を取り、はらわたも取り除き、元の形にととのえて出される
ご飯は麦飯→麦に含まれる食物繊維は便秘の予防と解消に役立ち、腸に大変良い
天皇に出される飲み物は全て人肌に温められていた
●長寿の秘密2:腸内環境に気を配る
昭和天皇は間食は一切なく、晩酌もしなかった
夕食:午後6時
・麦入りご飯・吸い物赤出汁・ほうれん草のおひたし・棒々鶏絲 胡瓜胡麻酢・鮎はさみ揚げ・奈良漬 金毘羅牛蒡
品数は多いが一品の量は少ない
●長寿の秘密3:少量 多品目の食事
昭和天皇の一日の食事は約1600kcalに抑えられていたと云う
それは成人男性が一日に必要なカロリーの2/3
●長寿の秘密4:低カロリーな食事
魚は丸ごと一尾召し上がっていた→全体を食べ尽くす事が長寿の秘訣
スポンサーリンク