みんなの家庭の医学で紹介
階段を上がると心臓がドキドキする
不安やイライラすると心臓がドキドキする
命を脅かす危ない動悸 名医の心臓若返り
●加齢による動悸の原因は肺
酸素を吸い込んだ肺が血液に酸素を送り込んで体中にまわっていく
肺機能が加齢で衰えると酸素を十分に取り込めなくなる
全身では酸素を求める信号が心臓に送られる
すると心臓は速く鼓動をする
呼吸の機能の衰えると動悸が起きやすくなる
●動悸予防につながる肺機能改善法
昭和大学医学部:本間生夫 教授
呼吸筋が肺の機能が衰える原因
呼吸筋とは横隔膜、肋間筋など肺を取り巻く筋肉群
呼吸筋の働きで胸が広がり、肺の中の圧力が下がり、空気が肺の中に入ってくる
そして今度は肺をしぼませ空気を押し出す
これを繰り返して空気の出し入れしている
加齢と共に呼吸筋は凝り固まり、しっかり広がらなくなる
さらに脳と筋肉の信号のやり取りも悪くなる
●動悸を解消する呼吸筋のストレッチ体操
呼吸器疾患の患者のためのリハビリ法
・息を吸いやすくするストレッチ
肋間筋と首の筋肉を伸ばす
1、わきを開かずに両手を胸に当てる
2、ゆっくりと息を吐く
3、ゆっくりと息を吸い胸を押し下げる
4、元の姿勢に戻しながら息をゆっくり吐く
この動作を5回繰り返す
・息を吐きやすくするストレッチ
肋間筋と腹筋群を伸ばす
1、片方の手を頭の後ろに当て、反対の手を腰に当てる
2、ゆっくり息を吸う
3、息を吐きながらひじを持ち上げるように身体を横にそらす
4、息を吸いながら元の姿勢に戻す
この動作を5回繰り返す(反対側も同様に)
・息を吸いやすくするストレッチ
胸と背中の筋肉を伸ばす
1、肩幅ぐらいに足を開く
2、手を組んでお腹の前に当てる
3、息をゆっくり吸う
4、息をゆっくり吐く
5、息を吸いながら手を伸ばし背中を丸める
6、息を吐きながら元の姿勢に戻る
背中を丸める時は膝を軽く曲げる
この動作を5回繰り返す
・息を吐きやすくするストレッチ
胸の前側の筋肉を伸ばす
1、肩幅に足を開き、手を腰の高さで組む
2、息を吸いながら肩を前に閉じる感じで出す
3、息を吐きながら手を後ろに離して胸を前に出す
4、息を吸いながら元の姿勢に戻る
この動作を5回繰り返す
4つのストレッチの1日3回行う
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