名医/医療技術

血糖値を減らす「グルット４」を活性化

みんなの家庭の医学で紹介

体内に取り込まれた糖分は血液で全身に運ばれ、栄養として使われる

その血液中の糖分濃度をあらわすのが血糖値

・東京医科大学病院 副院長 糖尿病・代謝・内分泌内科教授：小田原雅人

●増えてしまった血糖値を減らす「グルット４」

身体の糖の約8割は筋肉で蓄える

筋肉が減ると糖の保管場所が減り、血糖値が上がる

GLUT4とは筋肉の中にあるタンパク質で、血液の中の糖を筋肉の細胞の中に取り込む性質を持っている

有酸素運動や筋トレ、筋肉の収縮を伴う運動をすることによってグルット４が活性化する

・筋トレの効果

筋肉の刺激によって直接グルット４が活性化するだけでなく、筋肉量が増える事でグルット４も増加する

●簡単グルット４活性術

食後の筋トレとちょっとしたウォーキング

・グルット４が活性化する筋トレ

１、壁などをつかい、背中・肩をつけて立つ

２、肘を直角に曲げ、両腕を上げる

３、自分が上げられる所まで両腕を上げ、元の位置まで戻すを繰り返す

食後、1時間以内に5分間行う

普段使わない筋肉を刺激しグルット４が活性化する

●ピンク・レディー未唯mieに学ぶグルット４活性術

１、歩幅を広げて速く歩く

２、日頃から意識して姿勢を良くする

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夜間に起こる新型熱中症「夜間熱中症」とは？

みんなの家庭の医学で紹介

●夜間熱中症

夜間に起こる謎の熱中症

それは夜、熱を発する家の壁が原因

昼に蓄えられた熱が壁から放出されると室内温度が上がってしまう

コンクリートの壁が時間差をもって熱を室内に導いている

木造住宅の場合、コンクリートのように熱を溜めこむ材質を使用していない為、部屋の内側に熱が伝わりにくい

●夜間熱中症になりやすい家とは？

・寝室が西に面している

・寝室が最上階にある

●夜間熱中症になりやすい人とは？

・足の裏にある温度センサー

温度を感じるセンサーが加齢によって衰えてしまう

部屋の温度が上がった事に気づかず体温が上昇、いつの間にか意識障害に

足の裏の温度センサーが最も衰えやすい

・夜寝ている時、おしっこ派？か汗派？

おしっこ派は体温調整が難しい

寝ている間に熱中症になる危険性が非常に高い

夜 寝ている時、1回以上トイレに行く人は注意が必要

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