未来世紀ジパングで紹介
●心臓カテーテルの第一人者:齋藤滋
・神の手を持つ齋藤滋(湘南鎌倉総合病院)
心臓に血液を送る血管の幅が極端に狭くなる狭心症
このまま放置すれば血管が詰まり血液が流れなくなる
最悪の場合、心筋梗塞を起こして命を落とす可能性もある
狭くなった血管を広げる心臓カテーテル治療
まずは腕の局部麻酔
患者は意識がはっきりしたまま治療を受ける
長さ1.5mほどある心臓カテーテル
その管を手首の血管から入れてどんどん押し込んでいく
この手首から入れる手法こそ齋藤氏が世界に広めた新しい治療
従来はカテーテルを足の付け根の太い血管から挿入していたが、
齋藤氏は手首の細い血管から入れて治療する
狭くなった血管に圧力をかけて膨らませ、さらにステントと呼ばれる金属の筒で固定
血液が勢いよく流れるようになる
治療時間はわずか20分
手首からのカテーテル治療は傷口が最小限で済むため、出血や合併症のリスクを抑える事が出来る
多い時で1日30人、これまで10万人の患者の治療をしてきた
手首から入れるカテーテル、開発したのはテルモ
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