ワールドビジネスサテライトで紹介
心臓の筋肉に酸素や栄養を送る太い動脈が詰まる心筋梗塞
動脈硬化で狭くなっていた血管の内側の膜が破れると血小板などが集まり血管を塞いでしまう
血管が完全に詰まってしまうと血液が流れなくなり心臓の筋肉が壊死してしまう
国内の急性心筋梗塞による死亡者数は1年間で約4万3000人
心筋梗塞の危険因子は高血圧、脂肪異常症、喫煙、糖尿病
●光を使った心筋梗塞治療
・東海大学医学部付属病院:神奈川県伊勢原市
まずカテーテルと呼ばれる細い管を手首の血管から心臓の血管まで通していく
そしてカテーテルの先端から血管を映し出すために造影剤を注入
●エキシマレーザー
本体に取り付けられたケーブルから高エネルギーの紫外線であるエキシマレーザーが照射される
医師は紫外線を防ぐメガネを装着し、ケーブルをカテーテルの中に通す
先端から正常な血管の壁を傷つけないようレーザーが照射される
レーザーを照射するとコレステロールは化学反応を起こし1/100mm以下の小ささまで分解される
赤血球より小さくなるので血流にのって流れていき、細い血管で詰まる危険性もない
ステントを病変の部分で広げ、血管を内側から再び狭くならないように固定する
エキシマレーザーは2012年から保険適用
この病院ではおよそ80例の治療を行っている
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