深イイ話で紹介
名医のスゴ技!最新医療
近年、病院が救急患者を受け入れず、たらい回しとなり亡くなるケースが問題となっている
そんな中、心臓病を一手に引き受ける専門病院がある
・大崎病院 東京ハートセンター
24時間救急対応が可能
日本全国から集まった心臓病治療のスペシャリストが集まっている
東京ハートセンターが取り組んでいるのがハイブリッド治療と呼ばれる方法
ハイブリッド治療とは外科と内科がそれぞれの長所を活かして共同で患者を治療する
一般的に大学病院などでは外科手術をする外科と内診を中心に行う内科、それぞれが独立
2つの科の移動など手続きにてこずる
だが東京ハートセンターはこの問題を解決し、外科と内科ががっちり握手
外科を率いるのは日本を代表する心臓血管外科医:南淵明宏
メスで胸を開き狭くなったり詰まった血管の代わりに別の血管をつなぎ血液を流す心臓バイパス手術
人工心臓をつなぎ、一旦心臓を停止させて手術する方法もあるが、南淵は患者の身体への負担を考え、心臓を止めずにこの手術を行う
彼はこの分野で日本で3本の指に入る名医
一方、内科を率いるのが2008年、医師が選ぶベストドクター賞も受賞した細川丈志
内科治療の柱となるのがカテーテル治療
細い管血管の中に入れ、心臓や血管を検査、治療する
通常は30分ほどかかるカテーテル検査
細川は5分で検査を終わらせることができる
外科と内科はそれぞれにメリット、デメリットがある
外科手術はほぼ完治できるが、胸を開くため、患者の負担が大きい
内科カテーテル治療は短時間なので患者の負担が小さいが、再発の可能性が残る
日本トップクラスの外科と内科の名医が相談し合い、よりベストな選択ができる
さらにもう一つこの病院が高く評価されている事が…
“患者はどんなに難しい症例でも断らない”
24時間対応の東京ハートセンターは病院のための救急病院としての役割も果たしている
実はこの病院には外科医5人、内科医2人、わずか7人の専門医しかいない
しかし可能な限りどんな症状でも、どんな時間でも心臓病患者は必ず受け入れる
2005年の開院以来、7人のプロフェッショナルにより、およそ8000人の患者を治療している
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