みんなの家庭の医学で紹介
名医のセカンドオピニオン
30歳以上の4人に1人、2140万人が悩む腰痛
●腰痛の名医:埼玉医科大学病院 整形外科・脊髄外科 教授:高橋啓介
持論は「痛いところが悪いわけではない」
痛みの原因は腰にだけにあるとは限らない
先生はその場所を問診や検査によって突きとめ、これあで3万人を越える患者を治療
●治らない腰痛
症状:腰が重くジンジンする様な痛み
横になっても痛みは治らない
近所の整形外科に通う
ファーストオピニオン:腰椎すべり症
中高年の女性に多い腰の病
腰椎が加齢などにより前方へズレることで神経を圧迫
薬やリハビリなどによる治療をはじめるが、症状はよくなるどころか悪くなる一方
症状:ふくらはぎのしびれ→両足のしびれが悪化
腰痛の名医:高橋啓介のセカンドオピニオン
先入観をいだかないため、前の病院で撮ったレントゲンやMRI画像には目を通さず問診する
名医の視点:姿勢を変えても痛みは変わらない
名医の視点:膝やアキレス腱を叩くと過剰に反応する
前の病院で撮影されたMRI画像を確認
脱脂綿に油を染み込ませ、肋骨の辺りをなではじめ、皮膚の感覚が正常かどうかチェック
名医の視点:へそのまわりの感覚が麻痺
第十胸椎のMRIを撮影
●高橋啓介のセカンドオピニオンによると「脊髄腫瘍」
脊髄に起きた腫瘍が神経を圧迫
腰痛や足のしびれを引き起こしていた
・腰椎すべり症など腰に神経の圧迫がある場合、身体を反ったり前かがみになると痛みが増す
痛みの原因は腰以外にあると判断
・膝もアキレス腱も過剰な反応を示した
脊髄がダメージを受けた時に出る特徴的な反応
脊髄に障害があると手足の正常な制御ができなくなる
・麻痺している場所から異常のある神経を特定
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コメント
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