みんなの家庭の医学で紹介
治らない症状を解消
名医ならこう診断する「セカンドオピニオン」
・(独)国立病院機構 相模原病院:神奈川県
全国から年間2千人もの患者が訪れる
咳やアレルギー診療の名医:谷口正実
喘息予防・管理ガイドラインの作成メンバー
咳やアレルギー診療の権威
細かな問診と聴診器を駆使して、3万人以上の患者を救った名医
●症例:深夜1時の咳
・咳が止まらない
・深夜1時になると咳が出る
ファーストオピニオン:咳喘息
ハウスダストなどのアレルギーが原因で気管支炎に炎症が起こる喘息の一種
夜寝る時は交感神経が低下し、気管支が狭まり、咳などの症状が出る
●谷口先生のセカンドオピニオンによると
咳の出るタイミングを確認→就寝約2時間後に咳が出る
咳出た日の行動について聞く→疲れている時に咳が出る
背中の下側に聴診器を当てた→聴診器の音
●高血圧性心不全
高血圧で心臓の血管に負荷がかかり、動脈硬化が進行
徐々に心臓の働きが低下し全身に血液を十分に送り出せなくなる病
咳喘息の場合、交感神経が低くなる午前4時以降、明け方に症状があらわれる
横になると血流がより悪化し、肺の毛細血管から徐々に水分が染み出し、肺の組織を刺激し咳が出るのが心不全による咳
咳喘息の場合、肺の音はほぼ正常だが、心不全の場合、肺と気管支が水分でむくむと肺組織の柔軟性がなくなり、特徴的な捻髪音が聞こえる
スポンサーリンク