みんなの家庭の医学で紹介
名医が認定!「家のお風呂で温泉効果」身体によく効く入浴法
環境省と医師が温泉の効能を科学的に検証し、古い効能表記を新しくする
国際医療福祉大学 教授/日本温泉気候物理医学会理事:前田眞治
●腰痛、肩凝り、関節痛を和らぐ鎮痛効果のある温泉
別府温泉には地球上に存在するほぼ全ての泉質がある
・別府温泉保養ランド
「泥湯」
地中深くの温泉水が粘土層を溶かしこみ泥湯になる
泥湯の特徴は硫黄や塩類などのミネラルを多く含んでいる
痛みの原因の一つが患部に蓄積しているブラジキニンという発痛物質の存在
これが増えれば痛くなり、減れば痛みは軽減される
泥湯に入ると泥湯の成分が作用し、熱を体内に取り込み血管が拡張し、血流量がアップ
その結果、痛みのある場所から発痛物質を血管に流し減らしてくれる
泥湯は普通のお湯に比べ深部体温の上昇が高い
深部体温が上昇すると血流量がアップする
硫黄や塩類などの泥湯成分の効果により、身体中に熱が運ばれやすくなるため、深部まで温まる
さらに普通のお湯は熱を伝えやすく熱さをすぐに感じるが、泥湯は熱伝導率が低いので刺激が柔らかく長く浸かる事が可能
その結果、発痛物質を長時間かけて減らす事が出来る
●泥湯と同じように痛みを軽くする効果のある入浴剤の作り方
自然化粧品研究家:小幡有樹子
・香りの変化が楽しめるナチュラル入浴剤
1、みかんの皮(2個)を粗く切る
2、りんごの皮(1個)を粗く切る
3、ショウガ(15g)を薄く、春菊(1/4束)を粗く切る
4、4つの素材のネット状の袋に入れる
5、塩(50g)をネット状の袋に入れ、口を閉じて完成
風呂に入れるとまずみかんとリンゴの香りが漂い、20分くらい経つとショウガ、春菊の香りが出てくる
・にごり湯が楽しめるナチュラル入浴剤
1、オートミール(20g)をミルで粉末にする
2、ヒノキ精油(3滴)を塩にたらす
3、ネット上の袋に粉ミルク(15g)を入れる
4、ネット上の袋に塩(50g)、オートミールを入れて完成
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