日本の名医
●体に優しい「ロボット手術」の旗手
・金沢大学付属病院:石川県金沢市
心肺総合外科教授:渡邊剛
狭心症・心筋梗塞の名医
東京医科大学の教授も兼務
この10年で総手術数2726
成功率は99.5%と世界屈指の実績を誇る
通常、心臓外科手術は人工心肺装置を使い心臓を止めて行う事が多い
しかし、渡邊剛医師の手術は心臓を動かしたまま行う「オフポンプ手術」
心臓を止めない分、患者への負担は軽くなるが、手術の難易度は各段に上がる
患者の意識がある状態で行う「アウェイク手術」
通常、全身麻酔で行う手術を心臓周辺の局所麻酔だけ行う
体力がない高齢者や全身麻酔のかけにくい重病患者も手術が可能に
手術の数時間後には食事がとれるほど、回復が早くなった
●ロボット手術「ダヴィンチ」
患者の胸に1~2cmの小さな穴を開け、内視鏡と電気メスがセットされたアームを差し入れる
手術台から離れたコンソールで、3次元画像を見ながら、指先でアームを遠隔操作し、メスを操る
開胸手術と違い肋骨を切断しないので、高齢の方でも術後の回復が早いのが最大のメリット
出血が少なく感染症や合併症も起こりにくい
狭心症や、心筋梗塞、心臓弁膜症、成人先天性心臓病まで適用範囲は広い
子供の頃、マンガ「ブラックジャック」に憧れ、外科医を志した
大学卒業後、ドイツに留学し自分の技術をひたすら磨き続けた
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