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成人女性1000人に「長引く身体の不調」を緊急アンケート
身体の不調トップ5
1位:肩こり:53.2%
2位:目の疲れ・かすみ:36.3%
3位:腰痛:28.5%
4位:頭痛:26.9%
5位:冷え:25.4%
解決方法:ツボ
刺激を感知する感覚受信器の一種。針やお灸・指圧等の刺激を感知する特定の場所
北里大学東洋医学総合研究所 漢方鍼灸治療センター 副センター長:伊藤剛
ツボは全身にあり、標準的に361種類ある
東洋医学の鍼灸を科学的に研究
ツボの有効性を検証する第一人者
なぜツボを刺激すると身体に様々な効果が現れるのか?
ツボを刺激すると脳がその信号を受け自律神経などを介してツボだけでなく離れた部分の血流を良くしたり、筋肉をゆるめたり、痛みを取り除いたりすると考えられている
憎っくき脂肪をキューッと吸い出す!この吸い付きがやみつきに!温灸盤
●冷え:八風
八風とは両足の指の間 付け根の部分 8ヵ所の総称
足先の血流を増加し冷えやしびれを改善する
・1カ所ずつこする様に押す。少し痛みが出る位に押す。
両足とも1ヵ所につき5日ずつ2セット行う
・指をまとめて曲げるのも効果的
足が冷えて眠れないという方は就寝前に行うと効果的
足が温まると脳の血圧が下がり眠りやすくなる
●頭痛:風池
風池の位置:首の付け根にあるくぼみの上
・風池の押し方:両手の親指で頭の中心に向かって押す
頭をテーブルにつけて押すと力が入りやすい
後頭部や首の筋肉の血流を良くし頭痛を抑える
首の後ろの筋肉のコリによる筋緊張性頭痛に効果がある
ひどい頭痛持ち程 痛みが強いことがある
5秒間5回を目安に行う
●腰痛:築賓
築賓の見つけ方:膝とくるぶしの中間あたりの内側を足の骨に沿って押す。痛いところが築賓。
築賓の押し方:ここを親指の腹で足の中心に向かって5秒間強めに押す
5秒間を5回、両足とも押す
このツボを押すと腰につながる神経が刺激。腰の筋肉がほぐれ腰痛が和らぐ
押して痛い方の足を丹念に指圧する
築賓を押すと足が軽くなる
●目の疲れ・かすみ:玉枕
玉枕の位置:場所は目の位置から地面と水平に後頭部に辿っていき、頭の中心から親指2本分外側
玉枕の押し方:親指を立てて頭の中心に向かって押す
頭をテーブルにつけて押すと力が入りやすい
脳の後頭部には目に入る情報を処理する場所がある。脳の後頭部の血流を良くすることで疲れ目に効果がある
押す目安は5秒間5回
車の運転で目が疲れたりねむくなった時も効果的
●肩こり:肩外揄
肩外揄の見つけ方:首の真ん中と肩の端の丁度中間。その場所の筋肉をつまんで押す。この時中指の当たる場所が肩外揄。肩に手を当ててしこりを感じる場所
肩外揄の押し方:筋肉をつまむ様に押す。つまんで押すことにより肩こりの代表的なツボ、肩井も同時に刺激できるためより効果的
肩外揄:肩や首 頭の血流を良くする
頭をすっきりさせ身体のだるさも解消
押す目安は5秒間5回。こっている方を重点的に
名医オススメ
●【乗り物酔い】【眠気】【めまい】をスッキリ解消:内関
5月は意外と雨が多く天功不順のため体調を崩しやすい時期
低気圧や天候不順から【眠気】や【めまい】を訴える人が多い
内関の位置:手の平、手首から指2本分下の中央部、手首の腱が2本ある間
内関の押し方:親指を立てる様に押す
押す目安は5秒間5回 左右両方とも押す
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コメント
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