●昭和の鉄道の旅に欠かせなかったポリ茶瓶
鉄道の旅から消えた懐かしのポリ茶瓶
お茶のパックを入れた容器にお湯を注ぐ
すでに都内の主要駅に取り扱いは1軒もない
だが今でも容器を作っている会社は、国内に3社
そのうちの1社が、
・大阪屋 門真工場:大阪府
弁当には欠かせない調味料などの容器を作っている
ポリ茶瓶の誕生は昭和30年代後半、
それまでは陶器で作られた汽車土瓶が使われていた
プラスチックの加工技術の発展と共に、軽くて割れない茶瓶として受け入れられた
ブレイクのキッカケとなったのが、昭和39年 東海道新幹線の開業
ポチ茶瓶を使う駅弁屋が続々と登場
昭和60年、缶入り緑茶が販売されてから取って代わられた
ポリ茶瓶の売上は激減、駅でも見かけなくなっていった
静岡県の伊東駅の構内に店を構える祇園では今でも取り扱っている
深蒸し製法で作られるぐり茶を入れるのにポリ茶瓶を使っている
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