昭和の時代、イチゴは砂糖と牛乳をかけて潰して食べていた
その時に使っていたのが、イチゴスプーン
54年前、イチゴスプーンを生み出したのが燕市にある小林工業
●イチゴスプーンが食卓から消えたワケ
社長:小林貞夫氏によると
イチゴスプーンが発売された昭和35年は、酸っぱい品種のイチゴが多かった
そこで生まれたのがイチゴに砂糖と牛乳をかけ、つぶす食べ方
普通のスプーンで潰そうとするとつるっと滑って上手くいかない
そこで先代の社長が潰しやすいスプーンを考案
イチゴの粒々をかたどった潰しやすいスプーンが誕生
一番売れた時は、年間30万本も造っていたが、現在は年間600本と激減
その理由は、イチゴが甘くなったから
品種改良が重ねられた結果、甘みの強い品種が普及
そのためイチゴを潰さず、そのまま食べるようになった
そんなイチゴスプーンだが、今 子育て世代で離乳食作りに使われている
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