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●俳優:唐沢寿明のターニングポイント
元々、東映アクションクラブに所属していたスーツアクター
仮面ライダーゼクロスでライダーマン役としても出演
顔が見えないスーツアクターから映画の主演俳優になるためには、
あるターニングポイントがあった
自分の顔を認識してもらえる俳優になろうとスーツアクターを辞めた唐沢だが、
鳴かず飛ばず、オーディションに落ち続ける日々が続いた
売り込みでテレビ局を回っても、目の前でプロフィールを捨てられたことも
売れるためには何をすれば良いのか全く分からなかった
そんなある日、当時 所属していた事務所の社長に呼ばれると…
「今日からこれを着なさい。あなたはこういう格好が似合うと思う」
社長が出したのは真っ白いポロシャツにチノパン
当時、唐沢は古いジーンに革ジャンというワイルドな服装だった
ポロシャツにチノパンは軟弱者が着る服だろ、というイメージがあった
とはいえ何かを変えたい一心で嫌いな服を着る事に
すると…周りから「何か最近 爽やかですね」との反応が…
そんなある日、マネージャーの勧めでNHKのディレクターに挨拶に行くと
明らかにディレクターが唐沢に食いついた
「今ちょうど役があるんだけど…頭 丸刈りにできる?」「はい!」
「役が決まったらでいいんだけどね」
まだ役が決まっていなかったにも関わらず、唐沢はいても立ってもいられず丸刈りに
このとき出演が決まったのが、NHK朝の連続テレビ小説「純ちゃんの応援歌」
このドラマの主演女優が山口智子だった
ポロシャツで爽やか路線に変更した途端にNHK朝ドラの主要な役を掴むことが出来た
自分が「俳優としてこうありたい」と他人から見て「こうあるべき」は違う
以来、今に至るまで唐沢は衣装や髪型を自分で決めたことがない
実は、NHK朝ドラの出演の後も鳴かず飛ばずだった
人気があった訳ではないのに、笑っていいとも!に呼ばれ、
舞台の稽古中だった事もあり、Tシャツとジャージで出演した
その様子をたまたま見ていたフジテレビのプロデューサー
決まったドラマが「愛という名のもとに」だったという
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