所さんの目がテン!で紹介
動かない珍鳥ハシビロコウ
体長は120㎝程 コウノトリ科 アフリカ東部~中部に生息
現在の推定生息数1000~2000羽 絶滅危惧種に指定されている
夜、ハシビロコウはくちばしを地面に預けて座って瞼を閉じて寝る
●ハシビロコウが動かない理由
進化生物学研究所:宋近功によると
ハシビロコウの生息地はスーダンやウガンダなどの湿地帯
ハシビロコウはピクリとも動かずにエサを待つ
待っているのは数時間に1度呼吸をしに上がってくる肺魚
肺魚が呼吸すると水面に空気の泡が浮かぶ
ハシビロコウはその泡を見つけて肺魚の居場所を知る
肺魚が次に上がって来るまで何時間もジッとしている
捕らえる時は一転、素早く一撃で仕留める
アフリカ東部~中部の湿地帯には大型の天敵が少ない
その湿地帯には肺魚しかいなかったので、大きなくちばしに進化
全ては肺魚を食べるために進化を遂げた
・ハシビロコウは縄張りの中に肺魚をとるポイントを数カ所持っている
・飼育員にも挨拶するハシビロコウの求愛行動
くちばしをカタカタ鳴らす行動:クラッタリング
頭を下げるおじぎの仕草はコウノトリなども行う鳥同士のコミュニケーションの手段
これはオスとメスがする求愛行動
普段単独行動するハシビロコウは子育ての間だけオスとメスがペアになり子育てする
・大空を舞うハシビロコウ
飛ぶ時は助走なしでふわりと飛ぶ
背の高い草が多い湿地帯では助走するスペースが無いため
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