奇跡体験!アンビリバボーで紹介
●サメよりも恐ろしいダツ
サメよりも恐ろしい、漁師たちはそう言い伝えてきた
1997年4月22日、沖縄県本部町の海岸で50歳の男性の水死体が発見された
前日の夜10時ごろ、素潜りに出ていたと云う男性
その首には深さ8㎝にも及ぶ、鋭い刺し傷があった
その惨たらしい傷は海に潜むダツが襲いかかった印だった
事件から3年後、ステファニー・ミトラーにその危険が迫ろうとしていた
友人が驚いたその視線の先には、ステファニーの首に何かが突き刺さっていた
間もなくダツは泳ぎ去った
血みどろになったステファニーだったが、すぐに病院に運ばれたため、奇跡的に一命は取り留めた
さらにその5年後、ハワイで夜のダイビングを楽しんでいたトンガ・モリノもダツに襲われた
腹部から胸を切り裂くように貫かれた
45針を縫う大手術、命を取り留めたのは奇跡的な事だった
●鋭く伸びた顎を持つ魚:ダツ
一般的にダツと呼ばれる魚には「ダツ」「ヒメダツ」「オキザヨリ」など30種類以上が含まれる
大きさもおよそ40㎝から1.5mまで様々
日本を含む温帯の海域から熱帯の海域まで広く生息している
ダツが襲い掛かってくるスピードは時速60㎞
あっという間に体に突き刺さるダツの恐ろしさは漁師の間では有名で、昔からダツはサメより怖いと言われてきた
沖縄県衛生環境研究所:福地斉志によると「人間を見かけると逃げていく、人間を見たからといって襲ってくることはない」
●ダツの習性
ダツが獲物である小魚の目印にしているのが鱗に反射した光と考えられている
皮下ってきらめくものはダツにとって獲物
しかも獲物を捕らえる瞬間、ダツはスピードを殺さないためにほんの少し口を開くだけで突き刺すように襲い掛かる
それが海の上でも獲物だ思い飛びかかる
ハワイのトンガ氏はヘッドライトをつけダイビングしていた
沖縄の男性も夜間の素潜りのため、ライトを使用していた
ステファニーはネックレスが日の光を反射した可能性がある
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