月曜から夜ふかしで紹介
日本で出版されている辞書は30種類以上でそれぞれに特徴がある
●最も時代の流れを追っている「三省堂 国語辞典」
掲載される言葉には「元カレ」「ピン芸人」「ゆるキャラ」「リア充」なども
今知りたい言葉を引くには打ってつけ
●エロい言葉も掲載する「明鏡 国語辞典」
これらの言葉が正しい日本語ではなく俗語であることが分かるようにするために掲載している
●最もユニークな「新明解 国語辞典」
従来の自書の立場を超えてメッセージを投げかけてくる
例えば「凡人」
通常の辞書→特に優れた点もない人。普通の人。またつまらない人。
新明解→自らを高める努力を怠ったり功名心を持ち合わせなかったりして、他に対する影響力が皆無のまま一生を終える人
さらに「恋愛」では
通常の辞書→男女間の、恋い慕う愛情。こい。
新明解→特定の異性に対して他の全てを犠牲にしても悔いないと思い込むような愛情をいだき、常に相手のことを思っては、二人だけでいたい、二人だけの世界を分かち合いたいと願い、それがかなえられたと言っては喜び、ちょっとでも疑念が生じれば不安になると云った状態に身を置くこと。
さらに「動物園」…
新明解(第4版)→生態を公衆に見せ、かたわら保護を加えるためと称し、捕えて来た多くの鳥獣、魚虫などに対し、狭い空間での生活を余儀なくし、飼い殺しにする、人間中心の施設
新明解(第7版)→捕えて来た動物を、人工的環境と規則的な給餌とにより野生から遊離し、動く標本として一般に見せる、啓蒙を兼ねた娯楽施設
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