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元独裁国家:アルバニア
イタリアの海を隔てた向かいに位置
第二次世界大戦後の1946年、
エンヴェル・ホッジャという共産主義者が最高指導者に就任、長らく独裁政権時代に突入
1978年から他国との関係を一切断ち鎖国状態
その間、宗教を一切禁じるなど無新国家を宣言
いつしかアルバニアは「ヨーロッパの北朝鮮」と呼ばれるように
1985年にホッジャが死去し、その後ソ連崩壊を受け92年に鎖国制度を撤廃、急速に民主化へ歩みを進めた
1979年、ノーベル平和賞を受賞したカトリック聖職者:マザーテレサはアルバニア人
四国の1.5倍ほどの国土におよそ300万人、首都のティラナの人口は60万人以上
アルバニア人は美人が多いと言われモデル業のためにイタリアに渡る人も増えている
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●国家ぐるみのネズミ講
政府と癒着していたネズミ講の元締めである投資会社は、
利息5%で預金している人が、新しく預金加入者を連れて来れば、利息を5%→6%に増加すると約束
さらに預金加入者を新たに増やせば増やすほど芋づる式に利息がアップすると謳った
こんなに上手い話はないと国民の2/3が投資会社に預金を預けた
投資会社と癒着していた政府が集めた預金で武器を購入している、という噂が流れ、詐欺はバレてしまった
しかし預けていた預金は戻らず、国民の全財産1/3以上が武器に消えてしまったという異常事態に
1992年に共産主義時代を終えたアルバニア人は資本主義の知識がなくお金のことが全く分からないまま騙されてしまった
そしてアルバニアはヨーロッパ最貧国となってしまった
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