特命調査機関ゴンゾウで紹介
●気配の正体とは?
1人でいる時、音が聞こえたわけでもないのに何かを感じ、振り返ると後ろに誰か立っている
東京大学 生産技術研究所 滝口清昭 特任准教授によると
「気配の正体は準静電界ではないかと考える」
準静電界とは体内では脳からの指令 細胞への伝達、さらには筋肉を動かす際、その連絡は電気信号で行われ、そこに電気が発生している
2001年、滝口准教授は人間は体内だけでなく周囲へも電気的な力を発生させている事を証明した
この電気的な力を準静電界と命名
人間などの生物は全てその周りに準静電界をまとっていると考えた
その準静電界を耳で感じ取っている可能性がある
その鍵を握るのはサメ
サメは頭の部分にロレンチニ瓶と呼ばれる無数の生体センサーを持つ
そのロレンチニ瓶は生物の周りに発生している準静電界をとらえ、暗闇の中でも獲物の位置を正確に割り出す
ロレンチニ瓶には有毛細胞という細胞が存在し、その有毛細胞こそが準静電界を感じ取っている
実は人間の耳の中にも有毛細胞が存在
耳の有毛細胞は空気の振動を電気信号に変え脳に音として認識させる役割を持っている
人間もサメと同じように内耳にある有毛細胞で準静電界をキャッチし、音として脳に伝えている可能性がある
他人がまとっている準静電界を耳で感知する事こそ、音や光で説明できない気配の正体ではないかと考えている
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