ヒッグス粒子とは?万物に質量(重さ)をもたらした粒子の事
宇宙は137億年前のビッグバンで誕生した
誕生直後の宇宙は超高温で質量ゼロの素粒子は何の抵抗も受けずに飛び回っていた
素粒子は水飴のようなヒッグス粒子にとらわれ、動きにくくなった
この「動きにくさ」こそ、質量を持った事を意味する
宇宙はその後、少しずつ温度を下げ、動きにくくなった素粒子はやがて相互に結びつき、陽子や中性子を形成
それらは原子や分子を形作り、物質やわれわれ人間、それらすべてを含む今の宇宙になったとされる
1964年にイギリスの物理学者、ピーター・ヒッグスが存在を予言した17の素粒子
素粒子は全部で17種類ある
陽子や中性子を構成する「クォーク(6種類)」
電子やニュートリノなどの「レプトン(6種類)」
素粒子の相互作用をもたらす粒子(4種類)
そしてヒッグス粒子
素粒子とは、物質を構成する最小の単位のこと
内部構造を持たず空間的な大きさを持たない
素粒子に内部構造が存在することが発見されれば、その内部構造を構成するもののほうが素粒子と呼ばれる
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