ザ!仰天ニュースで紹介
●暗闇に無料の光!ペットボトルのライト
イラック・ディアス
父は画家、母はギャラリーを経営
2001年、イラックはマニラ大学からマサチューセッツ工科大学に入学
建築学を必死に学んでいた
フィリピンは台風など自然災害による家屋の倒壊が多い
低コストで丈夫な建築法が確立すれば母国に貢献できると考えていた
2006年、スラム街の住宅事情を調査するため帰国したイラックはある事に気が付いた
スラム街は日中にもかかわらず、日はほとんど差し込まない
特に家の中は暗闇となっていた
密集した家屋、所狭しと建てられた家のせいで太陽光を遮ってしまっていた
フィリピンはアジアでは日本に次いで電気代が高く、貧しいスラム街で電気を使う余裕はない
何かできることはないか、と考えていたイラックは、あるボランティア活動の存在を知る
それはグアテマラで行われていたペットボトルを利用した学校の建築
この活動に感銘を受けた彼はそれをフィリピンでも実行することに
地元のボランティアを集め、ペットボトルを使った学校作りをスタート
ペットボトルを壁一面に敷き詰め、光を取り入れた明るい学校
そこでイラックはある発明を思いつく
それは屋根に突き刺すように取り付けられた水の入ったペットボトル
上半分で太陽からの光を受け、その光を室内に拡散
電気代もかからないペットボトルライト
ペットボトルを天井に取り付けるだけの簡単で画期的な発明はスラム街の至る所で付けられた
スポンサーリンク
コメント