爆報!THEフライデーで紹介
●子宮摘出!不安障害!女優:洞口依子
1980年11月7日、週刊朝日の表紙を飾り、15歳の洞口依子は注目を集めた(撮影:篠山紀信)
21歳で「マルサの女2」に出演し、個性的な演技を披露
「ふぞろいの林檎たちⅣ」や最高視聴率32.6%を記録した「愛という名のもとに」などトレンディードラマで活躍
1997年3月、テレビ局プロデューサーと結婚
女優業、そして私生活と共に順風満帆だった
いつかは子供を…
スポンサーリンク
2003年秋、彼女の体に異変が起きる
目にクマがあらわれ肌が荒れだす
さらに激しい腰の痛みや生理不順に悩まされていた
2004年正月、下腹部から不正出血
検査の結果、医師から告げられたのは「子宮頸ガン」
彼女を襲うガンの大きさは5㎝に達していた
医師の判断は支給の全摘出手術
2004年1月、入院
8時間後、手術は無事成功
その代償に、子宮、卵巣、骨盤内のリンパ節、靭帯、膣の一部を失った
3日後、残った臓器の合併症を防ぐため、歩くトレーニングを始める
歩行訓練に加え、放射能治療や抗がん剤治療、激しい痛みと闘う日々は2か月に及んだ
2004年4月、退院
だが、彼女の体は元には戻っていなかった
手足を襲う強いしびれ、自分の力では起き上がることが出来ない
卵巣の摘出で女性ホルモンが低下することにより手足のしびれ、筋肉萎縮などの症状があらわれる末梢神経障害
自分は女優として必要とされていない…
そして自分の体はもう子供を産めない…
洞口はいつしか家に引きこもり酒を飲む量が増えていった
ある日彼女は朦朧とした意識の中、裸足で道路を歩いていた
車道へ飛び出したが、車は避け未遂に終わった
2004年秋、原因不明の呼吸困難と激しい頭痛が突如襲う…不安障害
恐怖に近い不安を抱え過呼吸、動悸、震えなどの心身症状を引き起こす心の病
ようやく復帰した仕事現場でも突然発症した
原因は子供を産めない体になった喪失感
仕事を頑張れば頑張るほど発症してしまう不安障害
気付けば薬漬けの毎日
抗鬱剤、精神安定剤、そして睡眠薬、さらに連日の飲酒も加わった
乱れた生活を続けた結果、洞口の体重は70㎏を超すまでになっていた
痩せていた時の服はすべて着ることが出来なくなっていた
そんな時、運命を変える映画の仕事が舞い込んだ
「探偵事務所5マクガフィン」
洞口を復活に導いた特別な役とは「妊婦」
洞口の復活を望んだ監督が子供の産めない彼女にあえて与えた役だった
映画のクライマックスは沖縄の海で子供を出産するシーン
「赤ちゃんが出来た時に子宮頸がんがわかるケースが増えているそうなので、ちょっとした体の異変がある前に検診をするとか、私みたいになってからじゃ遅いから」
スポンサーリンク
コメント