マイナンバー制度の良し悪しと財務省の思惑

池上彰の学べるニュースで紹介

今知っておきたい「マイナンバー制度」

●マイナンバーとは1人に1つ、生涯変わらない番号の事

結婚して苗字が変わっても、どこに引っ越してもずっと同じ番号を持ち続ける

希望者にはカードを渡す

これがあれば医療、年金、介護保険、福祉、労働保険、税務を全てマイナンバーで1本化

●マイナンバー制度で暮らしが変わる

○役所の手続きが楽になる

マイナンバーカードは健康保険証や年金手帳の代わりになるので役所の手続きだけでなく様々なところで使えることになる

○病院での受診がスムーズになる

膨大な情報が入るICチップが内蔵されるので、どんな病気にかかっていたのか？どんな薬を服用しているのか？などの情報が入っていれば全国どこに行っても改めて検査をする必要ない

○災害時に活用

△情報がダダ漏れ！プライバシー侵害

そのカードの中に病歴、投薬のデータが入っていると、場合によっては知られたくない情報を第三者に知られてしまう可能性がある

△別人に成りすまし？新たな犯罪の恐れもある

事実、外国では他人の番号を使って成りすます犯罪は起きている

●マイナンバー制度の本当の思惑とは？

導入したと思っているのは財務省

目的は税収アップ

マイナンバーは企業にも番号を割り振る

それぞれの会社が誰に払ったか？分かるのでコンピュータに照らし合わせることで一気に管理しやすくなる

・トーゴーサンに釘をさす

１０・５・３：税務署がサラリーマンの取得の10割を把握しているのに対し、自営業などの所得は5～3割しか把握できていないこと

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