世界一受けたい授業で紹介
日本獣医生命科学大学:佐藤秀美
調理科学のスペシャリスト
●ちょっとした工夫で味も栄養もアップ!知らなきゃ損する料理のコツの科学
・ブロッコリー
茹でるとビタミンCが半減するなど豊富な栄養素が失われる
切り分けずラップをかけ電子レンジで加熱する
●栄養を取るにはサラダにマヨネーズをかける
野菜に含まれているβカロテンやビタミンKは油に溶け込んで、体に吸収される性質がある
マヨネーズの主成分である油は特に小さい粒々の形で存在しているので野菜と接触しやすい
その分、栄養が溶け込みやすい
ブロッコリーにマヨネーズをつけて食べると、血液中に老化予防になるβカロテンが増えると云う実験報告がある
●ゴマはそのまま食べても栄養がとれない
ゴマはタンパク質、資質、カルシウム、食物繊維、鉄分などが含まれる栄養満点な食べモノ
ゴマは固い殻に閉じこもっている
固い殻は食物繊維
固い殻に覆われたその中に栄養素がある
そのまま、口に入れると、そのまま消化されないで排泄されてしまう
擦りゴマの香りが良いのは中から栄養成分、香り成分が出ている証拠
それを食べればキチンと吸収できる
●とうもろこしは豪快に食べると栄養はとれない
トウモロコシの粒の中にある米のような胚芽
胚芽には疲労回復に役立つビタミンB1などのビタミンB群、血圧の上昇を抑える効果の期待できるカリウム、肌に良いビタミンEなどの栄養素がギッシリと詰まっている
●野菜は切って保存すると栄養がアップする
野菜は切るとストレスを受けて有害な活性酸素が組織の中で発生する
その有害な活性酸素から自分の身を守る為に野菜は自分自身で抗酸化物質のビタミンCを作り出している
切るとビタミンCが増える
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