世界ふしぎ発見!で紹介
1981年5月3日にロンドンで起きたハイジャック事件
犯人の要求は「ファティマ第三の予言を好評せよ」というもの
ファティマはポルトガル一の聖地で、聖母が姿を現した事をバチカンが認めた地
第一世界大戦まで貧しい羊飼いの村に過ぎなかったファティマ
毎年5月13日と10月13日には30万人の巡礼が溢れる聖地になっている
1917年5月13日
フランシスコ、ルシア、ジャシンタの3人の貧しい羊飼いの子供はヒイラギの木の下で光り輝く白い服を着た貴婦人に呼び止められ、その話を聞いた
聖母マリアと思われる貴婦人は子供達に「今日から6ヶ月間、毎月13日にここへ来るように」と告げた
聖母出現の最後の日の1917年10月13日
噂を聞いてここに7万人もの人々が集まった
聖母の声は3人の子供にしか聞こえなかった
子供達が「奇跡を見せてください」と頼むと、雨雲が突然割れ、空から巨大な丸いモノが光を放ってまわりながら降りてくるのを全ての人が目撃した
聖母が子供達に残したのがファティマ3つの予言
1つ目はもうすぐ戦争が終わる→第1次世界大戦終結
2つ目はふたたび大きな戦争が起こることと、東方に神を否定する大きな力が生まれるというモノだった→第二次大戦の勃発とソビエト連邦の誕生を予言したものと解釈されている
しかし3つ目の予言だけは余りにも恐ろしいので西暦2000年まで秘密にされてきた
それはローマ法王の暗殺に関するもので、実際に起こった
1981年5月13日、サン・ピエトロ広場にて法王ヨハネ・パウロ二世が銃撃された
銃弾は法王の左胸に命中
だが奇跡的に心臓をわずかに逸れた
それから19年後、バチカンはそれが第3の予言だったと公式に認めた
フランシスコとジャシンタは予言を聞いてすぐに天に召された
唯一残ったルシアは修道女となって予言を守り、2005年97歳で亡くなった
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