タモリ×SMAP 有人宇宙飛行50年スペシャルで紹介
人類初の宇宙飛行を成し遂げたのはユーリ・ガガーリン
●奇妙な選抜試験
当時ひそかに有人宇宙飛行の計画を練っていたソ連は宇宙飛行士の選抜を実施するため、全土から3000人の軍人を召集
パイロットだったガガーリンもその一人
選抜の条件は労働者階級出身である事
さらに170cm以下である事と、笑顔が似合う事
3000人の中から20人の宇宙飛行士候補生の一人に選ばれた
●秘密基地「星の街」
ガガーリンが極秘訓練を受けた基地は、いまもロシアにある
そこはかつて地図にも載っていない秘密基地だった
・ガガーリン宇宙飛行士訓練センター
人はそこを「星の街」と呼ぶ
モスクワから50km
1960年、極秘の軍事施設として設立
現在も宇宙飛行士や家族など約6500人が暮らす
宇宙酔い(無重力状態でめまいや吐き気が起きる乗り物酔いに似た症状)を訓練する回転椅子
宇宙空間でかかる強烈なGを再現した遠心加速訓練
ガガーリンはどんなに過酷な訓練にも耐えていた
●ガガーリンが選ばれた意外な理由
宇宙飛行士候補生は残り6名
教官の「宇宙船に乗りたい奴はいるか?」の問いに、ただ一人手を挙げた
ガガーリンは宇宙船に乗り込む前に靴を脱いだ
試験官は感激した「なんて礼儀正しい男なんだ」と
いかなる状況でも笑顔を忘れない強靭さ、礼節を重んじる性格
超人ガガーリンは人類初の宇宙飛行を託された
彼は「地球は青かった」という言葉を残した
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