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音力発電の「振動発電」

振動を全て電気に変えるエコ発電「振動発電」

開発したのは速水浩平

・株式会社 音力発電：神奈川県藤沢市

人が上を歩くだけで発電する「発電床」

「振子型振動力発電装置」振子が揺れることで発電する

その仕組みは「圧電素子」

圧電体に加えられた力を電圧に変換

スピーカー等に圧電素子として幅広く用いられている

速水はこの圧電素子を使って逆に振動から電気を発生させることに成功

発生する電力はおよそ0.04mWと弱く、LEDライトが一つ点く程度

将来的には「発電床」により発電する道路が実現するかもしれない

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発電効率を8%以上も向上させる平松式発電機

発電効率を8%以上も向上させる平松式発電機

発明したのは平松敬司

火力・水力・風力・原子力はエネルギーを回転の運動エネルギーにして発電している

発電機はコイルのそばで磁石を回すことで電気を生み出している

しかし磁石が回るとカクッカクッと抵抗がある、それがコギングトルク

磁石が電磁石から離れる際、吸着する力が抵抗を生んでいた

平松敬司氏はコギングトルクが起きていた従来の発電機を2つ重ねることで磁石の吸着する力が相殺し抵抗を低減させた

平松氏考案の発電機は発電効率を8%以上も向上させる

モーターの回転効率が1%上がると、100万kwクラスの発電機が1基、不要になるほどの省エネ効果がある

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日本近海の海の底に眠るメタンハイドレート

メタンガスと水が結晶化した「メタンハイドレート」

東京大学大学院 准教授：増田昌敬が研究

CO2排出は石油の約70%で燃えた後は水が残るだけ

日本近海の海の底に眠るメタンハイドレートの埋蔵量は日本の天然ガスの消費量の100年分

太古の昔、海底に堆積した生き物の死骸が分解されメタンガスを発生
 
深海の冷たい地層に水圧などの高い圧力が加わり、メタンガスを含んだ氷が生まれた

石油やガスのように穴を掘っても自噴しない

採掘方法は未だ確立していない

・加熱法（温水圧入法・坑井加熱法）

・減圧法

・分解促進剤注入法（メタノールなど）

・ゲスト分子置換法（二酸化炭素など）

・ピストン打法（独立総合研究所が開発）

井戸を掘って水をくみ上げ、メタンハイドレート層にかかる水圧を下げ、減圧によりメタンハイドレートを分解させ、メタンガスを発生させる減圧法が有力

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