石油を作り出す藻「オーランチオキトリウム」
藻類学者:渡邉信
石油と同じ成分を作る藻が沖縄に存在する
「オーランチオキトリウム」
熱帯から亜熱帯域にかけてのマングローブ林や河口域など、海水と淡水の入り混じる汽水域に生息
オーランチオキトリウムは光合成を行わず水中の有機物を食べて、油を作り細胞内に溜め込む
オイル生産効率が従来の藻類に比べると10倍以上
この油の成分は石油とほぼ同じ
1haの土地を使って取れる油はトウモロコシはドラム缶1本、それに対し、オーランチオキトリウムはドラム缶5万本
2011年12月、渡邉信教授の研究チームと自動車メーカーのマツダが共同でオーランチオキトリウムから精製した油を軽油に70%混ぜて、クリーンディーゼル車を走らせる実験を行い成功
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