みんなの家庭の医学で紹介
ズボラでもできる体質改善SP
●ひざ痛体質
福島県喜多方市
・変形性ひざ関節症:加齢などで関節の軟骨がすり減り、骨と骨の隙間がせまくなる
まっすぐ立てないほどのひざの痛みがなくなり、全力でサッカーボールを蹴れるようになった方もいると云う
週に1度1時間行えばひざの痛みに効果がある
●ひざ痛を解消できる「太極拳ゆったり体操」
中国の伝統武術「太極拳」
その太極拳の動きを取り入れ、誰でもできるように喜多方市と医師が開発した体操
全部で40種類の動作があり流れるように組み合わせて行う
ゆっくりと動かすことで筋肉に負荷がかかりやすい
状態が悪い人は座って行う事もできる
いまでは喜多方市にこの体操教室が21カ所も増えた
約650人が参加している
●なぜ太極拳ゆったり体操でひざの痛みが解消されるのか?
福島県立医科大学医学部公衆衛生学講座 教授:安村誠司いわく
ひざ痛はすり減った軟骨の周りの筋肉を増やすことで、関節の動きが安定し軽減することが出来る
太極拳ゆったり体操はひざの周りの筋肉を効果的に鍛え、関節への負担を軽減していると考えられる
●自宅で簡単にできるひざ痛改善法「太極拳ゆったり体操 簡単ひざ痛予防&改善」
背もたれにつかまれる安定した椅子を用意
・自然な呼吸で息を止めずに行う
・無理をせず医師に運動を止められている人は行わない
・水分を補給しながら行う
「鳥になる動作」
1、つま先を正面に向け足を肩幅に開く
2、左足にゆっくり体重をのせる
3、右足を一歩前にかかとから出す
4、重心は後ろ足のまましゃがんでいく
5、前足に体重を移しながら立ち上がる、と同時に両手を前から上に上げていく
お腹を伸ばすように
6、重心は前足のまま腰を落とし、と同時に鳥が羽ばたくようなイメージで手を下ろしていく
重心は前足のまま
7、重心は前足のままで立ち上がりながら手を上に
8、もう一度、重心は前足のまま腰を落とし、と同時に鳥が羽ばたくようなイメージで手を下ろしていく
9、重心は前足のままで立ち上がりながら手を上に
10、体重を後ろ足に移し足をゆっくり元の位置に
「かかとを蹴り出す動作」
1、左手を椅子の背に置き、ゆっくり左足に体重をのせる
2、左足をゆっくり伸ばしながら、右手と右ひざを持ち上げる
3、つま先は上に向け、手を開きながらかかとを前に蹴り出す
4、ゆっくり戻す
反対も同様に
回数は1回~2回
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