ガイアの夜明けで紹介
治せなかったガンに挑む
小野公二(京都大学)
・京都大学原子炉実験所
一般的な放射線治療にはX線が使われるが、小野教授が注目したのは
放射線の中でも中性子線
最先端ガン治療「BNCT」Bはホウ素 Nは中性子の事
中性子はいろいろな元素の原子核と核反応を起こす
中でもホウ素とは高い確率で反応する
体に馴染みやすいようホウ素化合物にし、点滴で体に入れると…
ガン細胞に好んで集まる
正常な細胞にはほとんど取り込まれない
そこへ中性子線を当てると核反応を起こし、ガン細胞を壊していく
ホウ素化合物が集まったガン細胞だけで反応するため、ガンをピンポイントに叩くことが出来る
首から上に出来る進行ガンや再発ガンを中心に500例の治療を行ってきた
その9割以上でガンが小さくなるなどの何らかの効果が現れた
治療中、患者は痛みを感じる事はない
強力な中性子線を当てるため、基本的に1回しか治療できない
・総合南東北病院:福島県郡山市
小野教授が開発したBNCT用サイクロトロンを国内の病院ンで初めて導入した
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