世界一受けたい授業で紹介
●痩せていても危ない!日本人を蝕む第3の脂肪「異所性脂肪」
これまで脂肪は全身の皮膚の下につく皮下脂肪と腸のまわりなどにつく内臓脂肪の2つに分けて考えられてきた
その2つの脂肪とは全く性質の違う第3の脂肪と言われる「異所性脂肪」が見つかった
研究を進めると異所性脂肪は恐ろしい毒性を持ち、脳以外の全身の臓器や筋肉に蓄積し、動脈硬化や脂肪肝などの生活習慣病を引き起こす
異所性脂肪研究の第一人者東京医科歯科大学教授:小川佳宏
小川佳宏いわく「痩せている人でも太っている人でも誰でも知らないうちに異所性脂肪が貯まっているかもしれない」
食べ物を食べると脂肪として体内に蓄積される
蓄積場所は脂肪の容量によって変わってくる
まず食べ物を食べると皮下脂肪に溜まる
皮下脂肪の容量が一杯になると、内臓脂肪に溜まってくる
そして内臓脂肪の容量を越えてしまうと脳以外の肝臓、筋肉、血管などに蓄積する
皮下脂肪でもなく内臓脂肪でもないところに貯まっているのが、異所性脂肪
異所性脂肪は臓器の中に蓄積するので本来の脂肪の毒性が直接伝わってしまう
●異所性脂肪が原因で引き起こす病気とは?
脂肪肝やNASH(高脂肪・高カロリー食が原因でなる日本で約150万人いる病気)、さらに悪化すると組織の中に繊維ができて肝硬変や肝がんのような取り返しのつかない病気になってしまう
心臓に異所性脂肪が蓄積すると心不全や心臓の機能障害を引き起こす
●異所性脂肪を減らすには?
ごく短期間の運動をするだけで量が劇的に減る事が分かっている
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