人生が変わる1分間の深イイ話 医療スペシャルで紹介
脳動脈瘤を治す最先端の脳血管内治療
日本人の死亡原因第3位、脳卒中
中でも恐ろしいのは出血をするとおよそ1/3の確率で死ぬくも膜下出血
その大きな原因となるのが脳動脈瘤
脳動脈の壁がもろくなり瘤状に膨れ上がった状態
瘤が血流に堪え切ればくなり破裂してしまうと、くも膜下出血を引き起こす
神戸市立医療センター中央市民病院 脳神経外科:坂井信幸
脳動脈瘤の治療の7割はクリッピング法
使われるのはチタン合金でできたクリップ
頭蓋骨の一部を外し、瘤の根元をクリップで止めて、瘤に流れ込む血液を遮断
破裂を防ぐと云うもの
しかしこの方法は頭を開けるため、患者の負担が大きい
そこで坂井医師が取り込むのが血管内治療
コイル塞栓術
カテーテルと云う直径およそ1mmの細い管を太ももの付け根の動脈から挿入し、脳動脈まで送り込む
カテーテルの先に仕込まれたプラチナ製のコイル。
瘤の中を隙間なく詰めて塞いでゆく
これで瘤に血液が流れなくなり破裂を防ぐ
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