世界一受けたい授業で紹介
急激な進歩を遂げる医療テクノロジー
あなたの知っている医療はもう古い
不可能を可能にする最先端医療2011
名古屋大学大学院 教授：上田実
現在、日本人の死因第3位となっている脳梗塞などの脳血管疾患
主な治療法は薬と点滴
今回、人間の乳歯を使って脳神経の再生に成功した
乳歯の中にある歯髄幹細胞
歯髄幹細胞は色んな細胞になることができ、他人の細胞でも使える
その細胞を培養して脳に移植すると、細胞が死んでいた部分が小さくなる
その分新しい細胞が再生し始めている
ラットの実験では脳細胞が死んで動けなくなったラットが3週間で動けるまでになった
歯髄幹細胞は死にかけている細胞を保護する力がある
そういったタンパク質をたくさん分泌する
乳歯が抜けて24時間の間に保存すれば使用可能
名古屋大学には乳歯バンクがあり、乳歯を受け付けている
この研究は臨床が始りつつあり、近い将来、実用化が期待されている
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みんなの家庭の医学で紹介
●危険なしびれ
・聖マリアンナ医科大学：長谷川泰弘
●ＴＩＡの症状
・指先にピリピリとしたしびれ（薄い手袋ごしに触っている感触）
・手の感覚が鈍く感じる（じんんわりした感覚）
・ふいに右腕の力が抜けてしまう
・足の力が抜け、その場に倒れる、右半身が動かない、声が出ない
●脳梗塞
脳梗塞とは動脈硬化などにより作られる血栓によって脳の血管が詰まり、その先にある脳細胞が壊死してしまう病気のこと
最大の原因は乱れた食生活による高血圧
たまに起きるしびれは脳梗塞の前兆
動脈硬化部は負担がかかって壊れる事がある
修復するため血小板が集まり血栓を作る
血流が速いため、血栓がかけらとなってはがれる
この血栓が脳の血管を一時的に詰まらせて小さな梗塞を引き起こし、しびれとなる
●ＴＩＡ：一過性脳虚血発作
一時的な虚血による発作＝Transient Ischemic Attack→TIA
手足がしびれが起きたり、感覚が鈍くなるのが良くある症状
詰まらせる血栓が数分で溶けて無くなるため症状も治まる
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