日本の名医
●脳血管内治療 国内屈指のエキスパート
・虎の門病院:東京都港区
脳神経血管内治療科部長:松丸祐司
脳血管内治療の名医
●脳血管内治療「MERCI(メルシー)」
頭を切らずに治す脳手術=脳血管内治療
脳血管を詰まらせる血の塊を針金状の器具で取り除く
t-PA(血栓溶解)療法を試しても駄目だった患者に有効な手立て
●コイル塞栓術
破裂すればくも膜下出血を起こす脳動脈瘤の内部に白金コイルを充填して、血流を食い止め、破裂を防ぐ
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人生が変わる1分間の深イイ話 医療スペシャルで紹介
脳動脈瘤を治す最先端の脳血管内治療
日本人の死亡原因第3位、脳卒中
中でも恐ろしいのは出血をするとおよそ1/3の確率で死ぬくも膜下出血
その大きな原因となるのが脳動脈瘤
脳動脈の壁がもろくなり瘤状に膨れ上がった状態
瘤が血流に堪え切ればくなり破裂してしまうと、くも膜下出血を引き起こす
神戸市立医療センター中央市民病院 脳神経外科:坂井信幸
脳動脈瘤の治療の7割はクリッピング法
使われるのはチタン合金でできたクリップ
頭蓋骨の一部を外し、瘤の根元をクリップで止めて、瘤に流れ込む血液を遮断
破裂を防ぐと云うもの
しかしこの方法は頭を開けるため、患者の負担が大きい
そこで坂井医師が取り込むのが血管内治療
コイル塞栓術
カテーテルと云う直径およそ1mmの細い管を太ももの付け根の動脈から挿入し、脳動脈まで送り込む
カテーテルの先に仕込まれたプラチナ製のコイル。
瘤の中を隙間なく詰めて塞いでゆく
これで瘤に血液が流れなくなり破裂を防ぐ