名医/医療技術

アレルギーに反応しなくなる花粉症治療「フォトテラピー」

ワールドビジネスサテライトで紹介

患者数およそ2000万人、国民の6人に1人が患者と言われる花粉症

●進化する花粉症治療

・日本医科大学付属病院：東京都文京区

「舌下免疫療法」

まずは患者の鼻や口を診断し、花粉症による炎症が無いか確認

医師が渡すのはスギ花粉から抽出したエキス

患者はこのエキスを処方してもらい自宅で治療する

食パンを小さく切っていく

切った食パンにスギ花粉エキスを数滴垂らし、ベロの下に押し込んで2分ほど待つ

これを週に数回行う

ベロの下から薄めたスギ花粉エキスを徐々に吸収し体を慣れさせる

花粉に過剰に反応しない体質に改善する

期間は2年間ほどで、費用は自由診療で10万円ほどかかる

患者の1/3が花粉症の薬が必要なくなるまで改善していると云う

「フォトテラピー」

使うのは日本に数台しかないリノライトと云う機械

器具の先から出ている光には特殊な波長の紫外線が多く含まれている

光を鼻の粘膜に片方1分ずつ、合わせて2分間当てる

花粉症の患者の場合、鼻の粘膜細胞の中でアレルギー物質に反応する細胞だけが変化

あらゆるアレルギー反応を起こさなくなるのでくしゃみや鼻水など花の症状が改善される

3週間かけて6回行う

費用は自由診療で2万円ほど

強い紫外線を使う為、目の治療は出来ない

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めまいの名医：肥塚泉

みんなの家庭の医学で紹介

名医のセカンドオピニオン

名医が治らないめまいを解決

●めまいの名医：聖マリアンナ医科大学 耳鼻咽喉科 教授：肥塚泉

10年ほど前まで原因不明とされてきためまいの正体を究明

5万人以上の患者を救った名医

●治らないめまい

症状：景色が回転するめまい

動くたびにめまいに襲われる

近所の耳鼻咽喉科を受診し、頭位変換眼振検査を受ける

目の異常な動きを確認

ファーストオピニオンは良性発作性頭位めまい症

平衡感覚をつかさどる三半規管に耳石が入り、めまいを引き起こす病

めまいの約4割を占める

治療は頭を回転させ三半規管に入った耳石を耳石器に戻すというもの

症状：めまいがぶり返す

めまいの症状は治らない

薬を飲んでも、めまいは治らない

めまいの名医：肥塚泉のセカンドオピニオン

めまいの主な病をチャート化し、問診で一つ一つ消していく

Q：めまいを起こした時、しゃべりづらさを感じましたか？→ある場合は脳の異常が疑われる

Q：麻痺やしびれはありましたか？→ある場合は脳の異常が疑われる

Q：耳鳴りをする、最近耳が聞こえづらくなったことはありませんか？→ある場合はメリエール秒などの可能性

なければ良性発作性頭位めまい症や前庭神経炎の可能性がある

さらに目の異常な動きがあれば良性発作性頭位めまい症や前庭神経炎が疑われる

Q：これまで続けてきた事で、例えば趣味とか、最近になって止めてしまった事はありませんか？

「韓流ドラマを見なくなりました」

大好きだった趣味に興味を失っていた事を確認

Q：疲れやすいとか、だるいとか、頭痛がするとかはいかがですか？

「だるいのはだるいです。頭痛も時々…」

●肥塚泉のセカンドオピニオンによると「仮面うつ病」

気分の落ち込み等、精神症状が現れず、めまい・頭痛など身体症状が主に現れるうつ病の事

際立った「うつ」の症状はなかった

そのため、「めまい」の正体が分からなかった

患者はまじめで几帳面でストレスをためやすいタイプ

良性発作性頭位めまい症を発症

治療後もめまいが改善されなかった事がストレスとなり仮面うつ病を発症した

●めまいの原因を見分けるポイント「異常な目の動き」

メニエール病：水平方向の動きが特徴で景色が横に回って見える

良性発作性頭位めまい症：回旋性の動きが特徴で目の前がぐるぐる回転する

脳お異常によるめまいの眼振：斜め・横・縦など不規則な動きで、揺れるようなめまいが多い

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