夢の扉~NEXT DOOR~で紹介
・五十嵐里香
地域医療を支える看護部長
●看護師を増やすことで医療サービスを向上させる
全国的な看護師不足
東京都足立区の東京北部病院では3年で看護師を65人から105人に増やした
彼女はどんな方法で看護師を劇的に増やしたのか?
葵会 柏たなか病院:千葉県柏市
この病院は5年前、閉鎖寸前に追い込まれた
新たに買い取った葵会が再建し、黒字経営に転換
2010年、五十嵐里香は看護部長として赴任した
彼女が赴任してきた理由、それは看護師の数を増やすこと
彼女は過去6年で3つの病院に勤め、それぞれ看護師を大幅に増員
●看護師を増やす驚きの秘策とは?
・看護師復職支援セミナー:病院を辞めた看護師たちに復帰を促す
彼女が全国に先駆けて始めたもので今では多くの病院が実践している
何らかの理由で仕事を辞めた地元の元看護士を掘り起こす
全国で看護師免許を持っているのは175万人
しかし実際に働いているのは120万人にすぎない
55万人が何らかの理由で働かないまま
彼女は病院にセミナーのチラシを張ったり、新聞に折り込みチラシを入れる事で埋もれた人材を探し始めた
看護師復職支援セミナーでは最新の医療機器の指導もプログラムに入っている
・24時間オープンの保育所を開設
子供を持つ看護師の不安を解消
・看護師が希望する学童保育の実現
増えてきた退職希望者の共通点は小学校になる子供を持つ母親
夜勤など不規則な勤務が多く、子育てとの両立は負担が大きい
保育所は0歳~6歳までが対象。小学生は対象外。
全国でも珍しい病院に勤める人のための24時間オープンの保育所を開設
退職者を減らすだけでなく、新規採用の看護師へのアピールとなる
彼女はわずか半年で30人増やす事に成功した
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