名医/医療技術

尿トラブルの原因「C線維の活性化」

みんなの家庭の医学で紹介

尿のお悩み解消！膀胱ドック

・おしっこの勢いがなくなった

・おしっこを我慢できる時間が短くなった

・いきむと尿漏れする

このような尿トラブルを抱える人が急増中

海外の研究のよると夜トイレに行く回数が多い人は死亡率が高いというデータが明らかになった

・日本大学医学部 泌尿器科学系 主任教授：高橋悟

●トイレが近い原因は「蓄尿力」

蓄尿力とは？尿をどれだけ溜められるか、という膀胱の力の事

膀胱は腎臓からの尿を一時的に溜めておく器官。筋肉でできており袋の形状をしている

通常は膀胱に200mℓ溜まると、膀胱からの信号が脳に伝わり尿意を感じる

しかし膀胱にはほんの少し尿を尿意として脳に伝えてしまう神経がある

●C線維とは？

誰の膀胱にもある神経で通常は活動することなく眠っている

しかしある事が原因でC線維が眠りから覚め活性化すると様々な尿トラブルを引き起こす

C線維の活性化は尿力ダウンの原因の一つ

●何故、C線維は活性化するのか？

肥満、高血圧などメタボリックシンドロームの血管では動脈硬化が進み始めている

膀胱の血流が低下することでC線維が眠りから覚め、活性化

ほんの少しの尿でも強い尿意として脳に伝えてしまうと考えられている

C線維の活性化を放っておくと800万人以上の新たな国民病「過活動膀胱」と呼ばれる頻尿の病になってしまう

●尿トラブル解消法

膀胱や尿道、子宮などを支えている骨盤底筋

骨盤と太ももをつないでいる内またの筋肉

お尻の筋肉

この3つの筋肉を動かして鍛えることで血流を改善する

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前立腺ガンの世界的名医「篠原克人」

みんなの家庭の医学で紹介

この60年間で死亡者数が120倍に激増している前立腺ガン

前立腺とは男性だけが持っている臓器

膀胱のすぐ下にあり精液の一部を作る役割を果たしている

その前立腺の表面近くに出来るのが前立腺ガン

前立腺ガンは早期発見し治療できれば命に関わる事が少ない

進行が遅く治療が必要になるまで10年以上かかる

すでに転移していると死亡する可能性が上がる

・東京厚生年金病院 泌尿器科 部長：赤倉功一郎

●前立腺ガンの危険因子

・家族歴（遺伝）

・加齢

・動物性脂肪の摂り過ぎ

50代以上になると誰でも前立腺ガンになる危険性がある

早期発見にはPSA検査を定期的に受ける事が最も重要

●よく似た病気「前立腺肥大症」

前立腺の内腺部分腫れる病気

残尿感や頻尿などの症状が出やすい

●間寛平を救った最新医療HDR療法（高線量率小線源）

アメリカ カルフォルニア州 サンフランシスコ

世界屈指のガン専門病院

・カルフォルニア大学 サンフランシスコ校 付属 ヘレンディラーファミリー総合ガンセンター

最先端のガン治療が可能なアメリカを代表する病院

・泌尿器科：篠原克人

2000人以上の患者を救った前立腺ガンの世界的名医

ガンを除去し再び走れるようになる治療法とは？

●HDR療法（高線量率小線源）

放射線治療の一種

前立腺にカテーテルを刺し放射線を出す物質を挿入

強い放射線を一時的にガン細胞に当てて殺す

身体に対する負担が少なく、尿漏れなどの後遺症の可能性も低く抑えられている

周りの組織を傷つけずガン細胞だけを殺すには、カテーテルを刺す位置の緻密な調整が必要

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