人間とは何だ…!?で紹介
●遺伝子スイッチで5年前からガンを予測する
これまでは腫瘍が現れないと分からなかったガン
しかし遺伝子を調べれば…腫瘍が現れる5年前に、のちにガンになる危険性が分かると云う
国立がん研究センター研究所 エピゲノム解析分野:牛島俊和によると
近年ガンの発生を抑える遺伝子が発見さた
それが、ガン抑制遺伝子
人間は元々ガンを抑える遺伝子を持っている
この遺伝子スイッチがオンになっているとガン細胞は増えない
しかしこの遺伝子のスイッチがオフになってしまうとガン細胞が増殖してしまう
ガン抑制遺伝子のスイッチがオフになる事を「サビる」と表現している
●ガンを早期発見できる胃ガンリスク検査
・国立がん研究センター研究所
この検査によって5年前から胃ガンの発生が予想できると云う
その方法とは胃の粘膜を少し採取するだけ
採取した粘膜からガン抑制遺伝子のサビつき具合を分析する
その危険度は数値で表される
20以下は健康な状態、20を超えると胃ガンになる可能性が高まる
60を超えると危険性は極めて高くなる
5年後の実用化に向けて研究が進められている
●遺伝子スイッチで治すガン治療
・NTT東日本関東病院
サビつきオフになってしまった遺伝子スイッチを再びオンにする
サビついた遺伝子のサビをとる薬「アザシチジン」が、すでに実用化されている
この薬を投与することでがん抑制遺伝子のスイッチがオンになる
2011年3月より骨髄異形症候群の治療薬として使用開始
●緑茶に含まれる成分にガン抑制遺伝子のサビを取る効果が確認された
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