みんなの家庭の医学で紹介
私なら治せる!奇跡の手術で患者を救う 名医スペシャル
2010年3月13日
東京 目黒区 東邦大学医療センター大橋病院
この日心臓病で余命2~3年と宣告された患者の手術が行われようとしていた
病名:大動脈弁狭窄症
大動脈弁狭窄症とは?
なんらかの原因で全身に血液を送り出す事ができなくなる病
越川 富枝 さん(88歳)
他の病院から手術を断り続けられた・・。
手を差し伸べたのは
東邦大学医療センター大橋病院 心臓血管外科学講座 教授:尾崎重之 先生
彼は世界で初めて心臓の部品を自ら作る名医
日本が世界に誇る心臓外科医
なぜ他の病院で断られた手術が可能なのか?
尾崎先生が独自に開発した画期的な手術法
生体弁など使わない全く新しい手術
それは
患者の心臓を包んでいる心膜を使って手術する
心膜とは?
心臓を包んでいる1mmにも満たない薄い膜の事
患者の心膜で動脈弁を作り、機能が低下した動脈弁を取りかえるという手術法を確立した
●最大の利点は拒絶反応が起きない。
つまり理論上は脳梗塞など合併症のリスクがゼロに近い
先生が開発した器具①:弁のサイズを計測する器具
9種類の器具を使い 弁の大きさを測る
先生が開発した器具②:心膜を切り取る為のプレート
心膜を型とりし切り取る
最大の課題は平面の心膜を立体的に再現すること
血管バイパス手術も含め5時間で終了
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