夢の扉+で紹介
傷跡が残らない夢の手術
内視鏡外科医:金平永二
傷跡を残さない秘密はへその穴
小さな穴から入れた器具を巧みに操り腫瘍を切除、患部を縫い合わせる
●世界が認めた平成のブラックジャック「内視鏡外科医:金平永二」
・上尾中央総合病院:埼玉県上尾市
まずへそを2.5cm切る
このたったひとつの穴から全ての器具を差し込む
内視鏡カメラで体内の様子をモニタリングしながら、手元でメスなどの超音波手術や臓器などを掴む鉗子を操る
最先端内視鏡手術「単孔式内視鏡手術」
従来の内視鏡手術は4つから5つの穴で行う
単孔式は文字通り一つの穴
切除した腫瘍はへそから取り出される
金平永二は器具の開発にも携わる
小さなへその傷穴を最大限に広げる「Xゲート」
もう一つ金平永二が開発したのが極細の鉗子「BJニードル」
ブラックジャックの頭文字をとってBJ
注射の針のように細いので皮膚に直接突き刺し、患部に近付く事ができる
1ヶ月も経てば傷跡はほとんど消える
日本初のフリーランス外科医となった金平永二
手作りのホームページの中でこれまで執刀した手術の詳細を公開
メールアドレスも公開し、患者の相談にも応じた
すると全国各地から手術の依頼が届いた
単身かけつけ、さじを投げられた患者たちを内視鏡手術で救った
やがて人は彼を平成のブラックジャックと呼んだ
拠点となる病院が出来た今でもメールで手術の依頼を受けている
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