世界一受けたい授業で紹介
●あなたの知らない驚異のナッツパワー
ナッツ研究の権威
慶応義塾大学 医学部化学教室 教授:井上浩義
日本人は世界的に見るとナッツの消費量が少ない民族
・カシューナッツ
カシューナッツは栄養的に優れている
特に亜鉛やマンガンなどのミネラルのバランスが非常に良い
カシューナッツの実の部分は「カシューアップル」と言い、リンゴの臭いがし甘い
外国では生でも食べるし、ジャム、ジュース、お酒の原料などにも使用される
・ピーナッツ(落花生)
ピーナッツだけは花が咲いて、花が地面に伸びていき、土の中に入り、種をつける
花が落ちて生まれる=落花生
●ピーナッツは薄皮ごと食べる
ピーナッツの薄皮には抗酸化力があるレスベラトロールという種類のポリフェノールがたくさん含まれている
レスベラトロールはブドウの皮やピーナッツの皮に多く含まれている
ピーナッツは薄皮も一緒に食べると非常に抗酸化力が上がる
●薄皮を美味しく食べるためのピーナッツ
品種改良によって生み出された「黒ピーナッツ」大豆のような味
「酢ピーナッツ」ピーナッツを薄皮ごと酢に1週間漬けただけ
・アーモンド
アメリカのロマリンダ大学で行われた実験
肥満の人間を2つのグループに分けて1つは普通のダイエット食、もう1つはダイエット食+アーモンド(1日84g)食べて1ヶ月以上過ごした
アーモンドを食べた方が体重は減りウエストも締まっていた
同じものを食べてもアーモンドによって、さらにダイエット効果が上がったという結果が報告されている
アーモンドには脂肪も含まれているが食物繊維も入っている
ごぼうのおよそ2倍
サツマイモのおよそ4倍
この他、ホルモンバランスや肌の状態を整えるビタミンEが補える
●アーモンドは200回噛む
アーモンドの細胞というのは非常に硬くて厚い
栄養を吸収するためには非常に時間がかかる
粒のままと粉末にして食べた場合では約2倍の消化する量が変わる
またたくさん噛むことで消化液がたくさん分泌されてくる、食べたという実感がわいてくるのでダイエットのサポートにもなる
・ピスタチオ
ピスタチオの脂肪分はお肉やバターの脂とは違い、オレイン酸という非常に良質な油が入っている
コレステロールが高めな人間を摂取カロリーの15%だけをピスタチオに変えて4週間過ごした
そうするとコレステロール値が下がって心臓病のリスクも下がってきたという研究結果もある
・クルミ
●クルミは魚と一緒に食べると良い
クルミには悪玉コレステロールの値を低下させるオメガ3系という脂質が含まれている
一掴み(約28g)食べると1日に必要とされるオメガ3を全て摂取できる
魚にはクルミとは違う動物系オメガ3が入っている
アメリカのロマリンダ大学の実験結果では植物系と動物系の2種類のオメガ3一緒に摂る事によって、それぞれ単体で摂ったときよりもコレステロール値が下がってくる、と報告されている
・マカダミアナッツ
●マカダミアナッツは肌に塗るのがオススメ
マカダミアナッツから取ったマカダミアナッツオイル
このオイルはとても肌にいい
ナッツのオイルは不飽和脂肪酸という非常にサラサラとした劣化しない油
加齢と共に減少してくるパルミトオレイン酸という成分を20%も含んでいる
パルミトオレイン酸は人間の皮脂に非常に近い成分のため、直接肌に塗って補給することでしっとりした肌になると云われている
現在売られている化粧品の中にはマカダミアナッツが含まれているものもある
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