世界一受けたい授業で紹介
唾液と寿命の新事実!?口からはじめるアンチエイジング
唾液研究のエキスパート:斉藤一郎
●怪我をしたら舐めろは本当だった
唾液には抗菌物質、EGFというタンパク質の一種が含まれている
EGFは皮膚、髪、爪、口、胃の粘膜、血管などの組織が傷ついた時に修復してくれることが医学的に解明された
●唾液には老化を防ぐ成分が含まれていた
ラクトフェリンやコエンザイムQ10は唾液の中にもある成分
ハリ・ツヤ、若々しさキープ、アンチエイジング。コエンザイムQ10&アスタキサンチン
老化の原因として考えられているのは活性酸素。
これが体の中に入ると体の組織や細胞が錆びていき、老化を促進。
食べ物の中にも活性酸素は入っている。
唾液中のラクトフェリンやコエンザイムQ10が錆つく成分を消去してくれる抗酸化物質として働いている
したがって口の中で唾液とよく混ぜることによって活性酸素を防いでくれる
乳製品などの中に含まれるラクトフェリンは感染予防の効果がある
インフルエンザや肺炎など感染症から我々を守ってくれる
●寿命の長さは唾液の量に関係する
700人を25年間、追跡調査。
DHEAというホルモンの量が多い人ほど長生きだったという調査結果でている
DHEAはどういう人が高いのかと云う事を調べると、唾液の量が多い人ほどそのDHEAが高いという事が分かってきた
唾液の量が多ければDHEAが高く、長寿になるんじゃないかと云う事が間接的に考えられる
唾液線は筋肉に裏打ちされており、そのあたりの筋肉を良く動かす人は唾液の分泌量が多い
自律神経に唾液線はコントロールされており、緊張すると瞬時に止まってしまう
糖尿病の初期症状は口や喉の渇きとしてあらわれる
更年期障害の初期症状にも口の渇きがあられる事が多い
●唾液の量を増やす簡単トレーニング
口の周りの筋肉を鍛えると分泌量は増えてくる
・舌打ち体操
舌をあごに押し付け「ポン」と鳴らしながら離す
朝晩10回~20回ずつを徐々に回数を増やしていく
・口風船体操
上唇を膨らます事を特に意識しながら、風船のように口の中をおもいきり膨らます
痛みを伴うくらい膨らませる
1回につき10秒間、5,6回ずつ
・イーウーオーウー体操
1、上の前歯を見せるように「イ~」と発音
2、できるだけ口をすぼめながら「ウ~」と発音
3、上唇を前歯に押し付けるように「オ~」と発音
4、最後にもう一度、できるだけ口をすぼめながら「ウ~」と発音
5回を1日2セット
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