●日の丸、君が代が正式に国旗・国歌になったのは1999年
1999年、政府や国民が用いる国旗・国歌として
法律で国旗国歌法が制定され、正式に決まった
それまで全ての国民が日の丸が国旗で、
君が代が国家だと思っていたので、
わざわざ法律で決めることはしなかった
当時、文部省の学習指導要領が新しくなり、入学式や卒業式などでは
学校の先生は児童に対して国旗掲揚、国歌斉唱の指導が強化された
しかし一部の先生たちが天皇を賛美する歌をおしつけるのはいかがなものか?などと強く反発
そんな法律などない、日の丸、君が代が国旗でも国家でもないと反対運動が起こった
彼らの言い分が通らないように政府は国旗国歌法を制定した
この法律により、国旗の大きさや丸の大きさ、紅色など細かなルールが決められた
●日の丸が定着したのは1853年の黒船来航
黒船が星条旗を掲げていたため、日本を示す船の旗が必要となった
そこで江戸幕府は日本の旗を作ろうとした
候補となったのが多くの武将がシンボルとして使っていた日の丸と、
徳川家の先祖と言われる源氏の名門、新田氏の白地に黒の線が引かれた旗
●日の丸と似た国旗を持つバングラディッシュとパラオ
1971年に独立したバングラディッシュ
当時 アジアで経済が振興している日本の日の丸をイメージして国旗を作ったという
日本の移民統治領だったパラオは戦後独立、日系人も数多く住んでいたため、
日の丸を元に、海の上に浮かぶ月をイメージして作ったと言われている
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