鳥貴族の社長:大倉忠司が焼鳥と出会ったのは、高校時代
ビアガーデンでのアルバイト
そこで接客の楽しさを知った大倉は、
飲食業で生きる事を決め、調理師学校へ進む
卒業後はホテルやレストランなど様々な飲食業界で修行
・均一価格
その頃であった一軒の店が、鳥貴族 創業のヒントとなった
それは仕事の帰りに友人に連れられて入った炉端焼きの店
その店は、魚でも肉でも野菜でも全て230円均一だった
・初出店
1985年、大倉が25歳の時に
ようやく貯めた200万円と親の家を担保に銀行から借りた1000万円で
東大阪市の錆びれた近鉄 俊徳道駅前に鳥貴族1号店をオープン
店舗は10坪で営業面積は9坪くらいの小さな店
この時から大倉は「鳥貴族は全国に店を出す」と話していた
失敗したら…というネガティブな考えはなく、成功しか見えていなかった
しかし、店は閑古鳥が鳴いた
原価を気にして全品均一価格に踏み切れなかった
赤字が続き後が無くなった大倉は、決断する
オープンから1年、お酒も含め全品250円均一に切り替えた
すると客が徐々に増え、店は息を吹き返した
・飛躍
2003年にオープンさせた道頓堀店
それは阪神タイガースがリーグ優勝を決めた年
18年ぶりの優勝にタイガースファンは大興奮
鳥貴族 道頓堀店のオープンは優勝の2日後
周りは営業を止める店が多かったが、大倉は家賃を惜しみ店を開けた
するとオープン初日からロケットスタート
道頓堀で成功し知名度も上がった
これで自信を強めた大倉は出店攻勢を一気に加速させた
●自社開発した電気グリラー
炭火に比べ焼き時間が短く、何より火の管理が必要ない
遠赤外線効果もあり中までしっかり焼ける
炭火だと修業は平均3年かかるが、
電気グリラーであれば短期間で一人前の焼き職人になれる
●人材育成マニュアル
例えば、焼鳥の塩の振り方は?
1、容器の底を水平から30度の間で揺らす
2、容器の穴5~7個から塩を出す
他にも、接客の心得、仕込み、洗浄の手引きなど、かなり細かい
●全取締役が元バイト
大倉以外に4人の取締役がいるが、全てアルバイト出身
青木繁則 常務は1号店の元バイト
道下聡 取締役は2号店の元バイト
山下陽 取締役は7号店の元バイト
●関ジャニ∞:大倉忠義が御子息
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