山から伐採した丸太を角材に加工するために、丸太の皮を剥いでいく
ある製材所では皮を焼却するのに年間 600万円もの費用がかかる
さらに丸太を四角い角材にするために端材とおがくずが発生する
それらも専用の業者に引き取ってもらうためには多くの費用がかかる
●木くずの再利用
真庭市 最大の製材会社:銘建工業は、
木質バイオマス発電施設(木を燃料とする火力発電)を造った
製造工程で出る色んな木くずをエネルギーに変えた
年間2億円かかっていた工場の電気代がゼロになった
さらに電力会社に売電する事で年間5000万円の収入を得ている
●真庭バイオマス発電所
銘建工業の成功を見て、真庭市の林業関係者や行政と共にプロジェクト立ち上げた
森林組合や市が出資して会社を設立
日本最大の真庭バイオマス発電所を建設
市内全域から集まってくる利用されない間伐材、製材所から出る端材や庭木など、
これまで引き取られなかったモノが集まってくる
そうしたモノをさらに燃焼効率の良いチップに加工し、発電所の燃料に生まれ変わらせる
ここで発電された電力は、全て電力会社に売電される
その収入は年間21億円を見込まれている
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