天皇陛下について池上彰が解説してくれた
神道の最高位は天皇陛下
宮内庁によると2675年続いており、現在で125代目
世界で一番長く続いている、いわゆる王朝
初代から数代は存在しなかったのではないか?
神話の世界ではなかったのではないか?という話もある
●天皇にまつわる神話
日本書紀によれば、その昔、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と
伊弉冉尊(いざなみのみこと)という男女の神様がいた
2人は鉾で海をかき混ぜ、日本列島を創り、
さらに山や海など自然を守る多くの神様を産んだ
そして2人は、神々をまとめる一番偉い神様を産もうと相談する
そこで産まれたのが天照大神
彼女は民を治め、地上は彼女の孫が治める事に
その子孫が橿原に移り住み、天皇に即位した
それが初代天皇と言われる神武天皇と伝えられている
さらに神話の中のモノで現代まで受け継がれているモノが、
八咫鏡、八尺瓊勾玉、天叢雲劒の三種の神器
八咫鏡は伊勢神宮に、天叢雲劒は熱田神宮に祀られており、そして皇居には3つある
実在したと言われる最古の天皇は、3世紀頃の15代 応神天皇だと考えられている
●天皇陛下の仕事
被災地への訪問や総理大臣の任命、
さらに海外の要人をもてなされているのは、よく目にする
天皇陛下の最も重要な仕事は、祈ること
天皇陛下とは神主の代表のような方
今でも年間数十回の重要な祭祀、お祈りをする儀式がある
皇居の中で場合によっては早朝 深夜に様々なお祈りをされている
さらに年間1000件以上の書類にサイン(御名御璽)をすることも
休日は、ほとんど無いに等しい
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