左脳人間は理論的、右脳人間は芸術的という説はウソ

中居正広のミになる図書館で紹介

知らなきゃ良かったヒミツ

脳科学者：中野信子によると

●左脳人間は理論的、右脳人間は芸術的という説はウソ

1981年、ロジャー・スペリーが

大脳半球の機能的特殊化に関する発見という論文を発表した

左視野に物を見せると右脳で理解して

右視野に物を映すと左脳で理解するというもの

この研究結果は正しいが、拡大解釈する人が増え続け、

左脳人間は理論的、右脳人間は芸術的という説が定着してしまった

左脳人間は理論的、右脳人間は芸術的を証明している人が誰もいない

2013年にジェフ・アンダーソンが、

ようやく左脳人間・右脳人間説を否定した論文を発表した

●左利きの人は右脳が発達するから天才肌もウソ

何にも関係ない

天才に対して期待感が大きい

脳に使われていない領域があると言われると、もしかして自分も…と思うモノ

●脳にシワが多いと頭が良いもウソ

脳のシワは関係なく、勉強してもシワは増えない

神経細胞の数、神経細胞の接続は増える可能性はある

むしろMRIで見るとシワが深い方が脳が萎縮している

●モーテァルとを聴くと頭が良くなるは証明されていない

1993年、ネイチャーに掲載された

フランシス・ラウシャーとゴードン・ショーの

音楽と空間的課題の遂行成績の論文から引用されている

その実験は、大学生にモーツァルトを聴かせた結果、

聴かせた後、ちょっとテストの成績が良くなったというもの

大学生に聴かせた実験なので、胎児や幼児に聴かせた結果ではない

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