ナニコレ珍百景で紹介
長野県小布施町は栗の栽培が盛んだが、
570人ほどが暮らす押羽地区だけは栗を栽培していない
●言い伝えから栗を栽培しない集落
古くからの言い伝えによると…
昔、丹波の国から取り寄せた栗の苗木は、小布施の里ですくすくと育っていた
中でも押羽の栗は見事で他国にまでその名が知れ渡っていた
ある秋のこと、この集落を通りかかった神様が栗に惚れぼれしていると、
強風にあおられ栗のイガが神様に落ちてきた
運悪く栗のイガで神様の目が潰れてしまった
すると神様は村人に栗の木を切ることを命じ、栗作りを禁じた
禁を破り、若者がこっそりと栗を植えるとたちまち天罰が下り、若者は死んでしまった
この言い伝えから、押羽地区では150年以上 栗作りを禁止
言い伝えに逆らうように
何度か押羽の人は栗の木を植えたが、そのたびに災難に遭ったという
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